Jan 30, 2010
個人的なレベルのデータ復旧
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[ニューヨーク 8日 ロイター] 米先物取引大手MFグローバルのシニア・コモディティー・アナリスト、エドワード・メイア氏は8日、世界のコモディティー価格にとって中国はワイルドカード(鍵を握る存在)だが、同国経済は減速しており、ドルよりもコモディティーの値下がりの引き金となる可能性が高いと述べた。「ロイター・インベストメント・アウトルック・サミット」での発言。
メイア氏は「誰もが中国に熱を上げているが、同国経済は明らかに減速している」と指摘。上海を訪問して2週間前に帰国した同氏は、コモディティーの中でも特に工業用需要の多い石油や銅について、景気の鈍化につれて需要が減少し、この夏には売り込まれる可能性があるとの見方を示した。
同氏は「通貨の代替物でもある金と、天候に左右される穀物を別にすれば、コモディティー全般に弱気の見方をしている。世界的に景気が鈍化していると思う」と述べ、「銅相場がこの先再び1トン=1万ドルを超えることはないと思うし、アルミは1トン=3000ドル、ブレント原油は1バレル=130ドルを超えないと思う。これらの相場はいずれも今年の高値を既につけたとみている」と説明した。
中国についてメイア氏は、政府当局が景気拡大の維持とインフレ抑制の板ばさみになっていると指摘。「利上げを続ける必要があるが、徐々に人々に打撃を与えることになる。銀行は融資のための資金がしだいに減少する」と述べた。
その上でメイア氏は、中国経済に関して予想外の悪い数字が1度ないし2度出れば、中国の成長の物語が新たな段階に入ったことが浮き彫りになるだろうと指摘。「商品市場にとって危険なのは、中国からいくつかの悪い数字が出てくること。国内総生産(GDP)成長率が8%近くないし9%を下回れば、人々は神経質になる」と述べた。
同氏は、GDP以外でも、例えば製造業購買担当者指数(PMI)が50を割り込み、製造業活動の縮小を示唆する水準に落ち込めば、誰もが中国を頼りにしているコモディティー市場は極めて神経質な状態に陥ると指摘した。
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[ニューヨーク 8日 ロイター] 米オンライン証券大手チャールズ・シュワブ<SCHW.N>のチーフ投資ストラテジスト、リズ・アン・ソンダース氏は8日、米経済は連邦準備理事会(FRB)の量的緩和第3弾(QE3)による支援を必要としてはいないと主張する一方、議会が連邦政府の法定債務上限の引き上げを実現しなければ、米景気の足取りが危うくなる恐れがあると指摘した。「ロイター・インベストメント・アウトルック・サミット」での発言。
ソンダース氏は最近の株価下落について、景気への懸念とともに、景気の拡大を維持するための政府の取り組みをめぐる不安が一因になっているとみている。
金融市場は現在、今月末で期限の切れる量的緩和第2弾(QE2)の終了に注目している。投資家の間では、QE2が昨年終盤からの株高をもたらしたとの見方が多いが、同時に、QE2はコモディティー価格の上昇とドル安を招いたともみており、景気を支えるためにQE3が必要になるのではないかと不安を感じている。
しかしソンダース氏は、投資家心理が弱まって4月末以降S&P総合500種が6%下落しているにもかかわらず、QE3は導入すべきではないとし、「投資家の信頼感だけでなく消費者、企業の景況感が低下している最大の要因のひとつは、QE2と過剰な景気刺激措置をめぐる懸念と不透明感だ」と指摘して、「ここは少し冷静になって、経済の自律的な動きを見守るべきだ」と主張した。
同氏は、米経済がリセッション(景気後退)にどの程度接近しているかに言及する段階ではないと指摘。ドル安や中東情勢不安の中でコモディティー価格が上昇していることは「現状がソフトパッチ(軟化局面)にすぎず、それ以上の何物でもないことを示すのではないか」と述べた。
<財政赤字をこれ以上放置するな>
だがリスクのひとつは、米政府と議会が14兆3000億ドルとなっている連邦債務の法定上限の引き上げを8月2日までに実現する過程で、年間1兆4000億ドルに達する財政赤字をどのように削減するのか合意できるかにある。債務上限の引き上げが実現しなければ、米国は少なくとも一部の債務について返済不履行(デフォルト)となる可能性がある。
ソンダース氏は、与野党双方が極端に走って自論に固執すると予想。「デフォルトのリスクは極めて小さいが、ワシントンの性質からして、合意するとしても期限ぎりぎりになるだろう」と指摘した。債務上限の引き上げは以前から政治的争いの場になっており、増税あるいは歳出削減の対象をどうするかで民主党と共和党が対立してきた。
同氏は、2012年に大統領選を控えているとしても、ここで暫定的もしくは部分的な解決策で済ますことは許されないと主張。「過去には(財政問題を)先送りしても政治的不都合はなかった。しかし債務をめぐる懸念や債務問題について何らかの措置が取って欲しいとの願望が、現在のように有権者が最も重視する事柄のリストの上位を占めたことはこれまで一度もなかった」と指摘した。
同氏は「長期的な成功と国民的合意という観点で信頼できる計画だけが、真の妥協でなければならない。財政問題がはるかに深刻化するのを防ぐ唯一の方法は、極めて不人気な決断をすることだ」と述べた。
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